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Showing posts from February, 2019

Each happen to have the reason No.1

時は過ぎて行く、私の決断に対する自責の念が過去になり、その決断の上にある現実に生きていく。 このアパートに引っ越した時は3年前の半分以下の量になっていた私の所持品は、通常の一人の住居の引っ越しと考えると恐ろしく一杯あった。20年以上ホームオフィスで生活してきたし、息子の思い出の物などの箱を10箱ほど捨てずに彼がいつか引き取るまで私が持ち歩いている。だから私の所持品はワンベットルームの引っ越しではない。仕事のスペースが一番大事な私の生活はベットは比較的邪魔な存在である。アメリカ人のようにベットルームがメインではない。だから、狭くなるにつれて私のベットは捨てられて行き、残っているソファーベットが私のベットになる予定だった。 引っ越しの日、私のベットはエレベーターの横に置かれたまま部屋には入ってこなかった。エレベーターに入らない!捨てることに苦労し続ける人生だから、お金を払って引越し屋に引き取ってもらうしかなかった。 けれど、ベットのない部屋でどうやって疲れ切った身体と心をどうやって癒すのか?と。 母に何年もアメリカに来ることを勧めていたが、そんなことは考えられないと言い続けていたくせに、死ぬ前にアメリカに来ると言いだしたものだから、即座にベットをオーダーした。 母のベットが来る頃、母は意識不明になって病院に運ばれ、退院することなく人生を終えた。 オーダーしたベットは家に届いており返品するタイミングも失い、箱に入ったままのベットの板を組み立てることもなく、捨てることもなく、人にあげることもなく、12年間持っていると気がついたのはソファベットがなくって隣町にかりた倉庫に向かっている時だ。私がそのベットの箱を倉庫からアパートに自分で運ばなければならなかった。もちろんマットレスはないので、エアマットレスを帰る途中に買わなければならなかった。モールが倉庫の隣りにあったというラッキーは付け加えておきたい。 そのベットはついに箱から出て組み立てられて、私のベットルームに配置された。 母のベットと呼んでいるが、事実は、母がアメリカに来たら、私のクイーンサイズのベットに母を寝かせて、同じ部屋にこの小さなベットを入れて私が彼女の面倒を見るつもりだったのだから、このベットは最初から私が寝るためのものだったということになる。だからこの日が来るまで12年も私の所